学而第一の四

曾子曰。吾日三省吾身。爲人謀而不忠乎。與朋友交而不信乎。傳不習乎。

曾子が言った。私は一日に三つ、自分のおこないを反省する。人のために真心をこめて考えたかと。友人と誠実に付き合えたかと。よく知らないことを教えていないかと。

 

やすい!はやい!うまい!

忠信習の3点セットが私の魅力ですというコピーを引いて、この3つが推奨される性質であるとしており、その選定基準はその他の言葉より長く遠くまで届いたということだろう。

 

理想的な判断の主体は万物の霊長である人の個々の認識ではなく、人の集まりが選別した結果がただ人の集まりの理想的な判断であると人の集まりに限定して宣言する態度にあって、その中心に自らを置く論理はまだよくわからない。